訪問看護– category –
-
訪問看護ステーションにおける評価者の関わり方5選
「どう評価したらいいのか、正解がわからない」 「スタッフに納得してもらえる評価ができていない気がする」 ──これは、訪問看護ステーションの管理者や主任クラスからよく聞かれる悩みです。評価制度は一応あるものの、現場では忙しさに流されて形だけの運用になってしまったり、スタッフとの面談がただの業務報告で終わってしまったり。こうした状況が続くと、「この評価に意味はあるのか?」と、管理者側もスタッフ側も疑問を抱き始めます。 こうした行き詰まりの原因のひとつは、評価者自身が自分の役割を「点... -
訪問看護のパーパスブランディングで看護師採用を強化
訪問看護ステーションでは、 「応募数がなかなか集まらない」「面接をしても入職後すぐに退職してしまう」「求める人材像と応募者の価値観がずれている」 といった看護師採用の悩みが後を絶ちません。 背景には、ステーションが掲げるケアの「あり方」や「存在意義」が求職者に十分に伝わっておらず、単に条件面だけで比較されてしまうことがあります。本記事では、訪問看護におけるパーパス(存在意義)を明確にし、それを軸としたブランディング手法『パーパスブランディング』を活用して、応募者の共感を呼び、... -
医療業界の採用でLINEを使うメリット・デメリット
「LINEを使えば応募が増えるのでは」と考え、採用活動にLINE公式アカウントを導入する事業者が増えてきました。手軽に登録でき、求職者との距離も縮めやすいという期待感は確かにあります。しかし、実際に活用してみると「登録はあるけど応募に至らない」「そもそも登録者が増えない」といった声が少なくありません。 その背景には、「LINEを開設すれば応募につながる」という短絡的な発想があります。本来、LINEは「応募のきっかけ」ではなく、「興味を持った人がもう一歩踏み出すための橋渡し」です。つまり、LI... -
訪問看護における成果報酬型求人媒体のメリット・デメリット
訪問看護ステーションの採用担当者の多くが、 「求人を出しても応募が来ない」「媒体に費用をかけたが、結果に結びつかなかった」 といった経験をしています。特に求人数が増加する一方で、求職者の数は限られている訪問看護の現場では、媒体選定の巧拙が採用の成否に直結します。そのような中で近年注目されているのが、採用が決まったときにだけ費用が発生する「成果報酬型求人媒体」です。 初期費用がかからないという点で、「とりあえず試してみよう」と導入されることも多いこの手法。しかし、「成果報酬だか... -
ハローワークは医療職の採用に使える?効果的な活用法を解説
「ハローワークに求人を出しているが、応募がなかなか来ない」「そもそも医療職でハローワークを使うのって有効なのか?」 こうした悩みを持つクリニックの採用担当者は少なくありません。無料で利用できる手軽さがある一方で、「ハローワーク=応募が来ない」「ブラック求人が多い」といったマイナスイメージも根強く存在します。 しかし、結論から言えば、ハローワークは医療職の採用においても“使える”手段です。実際、現在ではオンラインでの手続きが可能となり、地域のハローワークと連携して条件に合う求職... -
訪問看護の管理者に必要なアンガーマネジメントとは
訪問看護の現場において、管理者は多くの役割を担いながら日々対応に追われています。スタッフの配置や業務の調整に始まり、利用者やそのご家族とのやり取り、時にはクレーム対応まで求められる立場です。こうした中で、「つい感情的に反応してしまった」「冷静に話すつもりが、語気が強くなってしまった」と自己嫌悪に陥る経験は、決して珍しいことではありません。 特に訪問看護は、一人の看護師が現場に出て判断し対応することが多いため、情報の齟齬や認識のズレが起こりやすく、それが管理者への不満やトラブ... -
医療業界で成果を出すダイレクトリクルーティング活用術
「スカウトメールを送っても返信がない」「応募まで結びつかない」 医療業界でダイレクトリクルーティングを活用したものの、期待していたほどの成果が得られていないという声をよく耳にします。採用担当者として手間をかけて送っているだけに、その反応の薄さに困惑することもあるでしょう。 しかし、現場で成果を出している事業所・医院の多くは、「数を打つ」のではなく、「1人ずつ丁寧に伝える」ことに注力しています。反応が得られない多くのケースでは、テンプレートの使い回しやプロフィールを読まない一斉... -
訪問看護・訪問歯科の採用に効くカジュアル面談5つのポイント
「人柄は良さそうだったのに、現場に合わなかった」 「一度は内定を出したけれど、やっぱり断られてしまった」 「応募者の理想と現場のリアルがどうしても噛み合わない」 訪問看護や訪問歯科の採用現場で、このような“すれ違い”は少なくありません。 とくに訪問系の職種では、応募者一人ひとりが現場のチームや利用者と密接に関わることになるため、「人としての相性」や「価値観の近さ」が極めて重要な意味を持ちます。 そうした背景の中で、「カジュアル面談」は当たり前になりつつあります。これは正式な選考で... -
看護師採用に人材紹介は必要か?費用と採用手法を比較
「紹介会社から良さそうな看護師を紹介されたが、手数料が気になる」 「でも他に採用の方法がないのも事実で、悩ましい…」 訪問看護ステーションの経営や採用を担う立場にある方にとって、看護師採用は現場の運営に直結する重要なテーマです。なかでも人材紹介会社の活用は、即戦力人材に出会える有効な手段として広く用いられています。ただ一方で、採用が決まった際に発生する紹介手数料が心理的ハードルになることもあります。 この手数料をどう捉えるかは、事業者ごとに異なります。ある方にとっては「良い人... -
SNS採用、実は逆効果かも?訪問看護の採用でやってはいけない5つのこと
「Instagramで採用活動を始めたけれど、全然反応がない」「スタッフ紹介を投稿しているのに応募につながらない」 ――そんな声を、訪問看護ステーションの経営者から頻繁に耳にします。中には、時間と手間をかけて運用しているにも関わらず、むしろ“やらない方がよかったのでは”と感じている方もいるかもしれません。 実際、SNS採用は取り組み方を間違えると、逆効果になることもあります。特に訪問看護のように「仕事内容がイメージしにくい」「勤務条件よりも“人間関係”や“安心感”が重視される」業界では、投稿内...