訪問看護– category –
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訪問看護ステーションのスタッフ定着における5つのポイント
訪問看護ステーションのスタッフ定着における5つのポイント 「せっかく採用しても、数か月で辞めてしまう」「育てて一人立ちしたと思ったら転職してしまう」。 訪問看護ステーションを運営する中で、このようなスタッフ定着に関する悩みは少なくありません。とくに中小規模の事業所では、一人の離職がチーム全体に大きく影響するため、採用と同じくらい“定着”が重要なテーマとなっています。 しかし、なぜ訪問看護では「続かない」と言われることが多いのでしょうか。人間関係や福利厚生の不足という観点ではなく... -
スタッフ定着につながる!訪問看護ステーションの評価者の関わり方5選
「どう評価したらいいのか、正解がわからない」 「スタッフに納得してもらえる評価ができていない気がする」 ──これは、訪問看護ステーションの管理者や主任クラスからよく聞かれる悩みです。評価制度は一応あるものの、現場では忙しさに流されて形だけの運用になってしまったり、スタッフとの面談がただの業務報告で終わってしまったり。こうした状況が続くと、「この評価に意味はあるのか?」と、管理者側もスタッフ側も疑問を抱き始めます。 こうした行き詰まりの原因のひとつは、評価者自身が自分の役割を「点... -
訪問看護のパーパスブランディングで看護師採用を強化
訪問看護ステーションでは、 「応募数がなかなか集まらない」「面接をしても入職後すぐに退職してしまう」「求める人材像と応募者の価値観がずれている」 といった看護師採用の悩みが後を絶ちません。 背景には、ステーションが掲げるケアの「あり方」や「存在意義」が求職者に十分に伝わっておらず、単に条件面だけで比較されてしまうことがあります。本記事では、訪問看護におけるパーパス(存在意義)を明確にし、それを軸としたブランディング手法『パーパスブランディング』を活用して、応募者の共感を呼び、... -
医療業界の採用でLINEを使うメリット・デメリット
「LINEを使えば応募が増えるのでは」と考え、採用活動にLINE公式アカウントを導入する事業者が増えてきました。手軽に登録でき、求職者との距離も縮めやすいという期待感は確かにあります。しかし、実際に活用してみると「登録はあるけど応募に至らない」「そもそも登録者が増えない」といった声が少なくありません。 その背景には、「LINEを開設すれば応募につながる」という短絡的な発想があります。本来、LINEは「応募のきっかけ」ではなく、「興味を持った人がもう一歩踏み出すための橋渡し」です。つまり、LI... -
訪問看護における成果報酬型求人媒体のメリット・デメリット
訪問看護ステーションの採用担当者の多くが、 「求人を出しても応募が来ない」「媒体に費用をかけたが、結果に結びつかなかった」 といった経験をしています。特に求人数が増加する一方で、求職者の数は限られている訪問看護の現場では、媒体選定の巧拙が採用の成否に直結します。そのような中で近年注目されているのが、採用が決まったときにだけ費用が発生する「成果報酬型求人媒体」です。 初期費用がかからないという点で、「とりあえず試してみよう」と導入されることも多いこの手法。しかし、「成果報酬だか... -
ハローワークを活用した看護師採用の成功法
訪問看護の現場では、慢性的な人材不足に悩む事業所が少なくありません。とくに看護師の採用については、「求人を出しても応募が来ない」「問い合わせはあるが面接につながらない」といった声が多く聞かれます。その背景には、医療機関や介護施設との人材獲得競争が激しさを増していること、そして求職者側が「働きやすさ」や「自分に合った職場の雰囲気」を重視するようになったことがあります。 一方で、採用活動の入り口として多くの事業所が利用しているのがハローワークです。国の機関であり、利用が無料とい... -
訪問看護の管理者に必要なアンガーマネジメント【感情コントロール法を解説】
訪問看護の現場では、管理者が日々さまざまなプレッシャーに直面します。スタッフの急な欠勤対応、利用者や家族からのクレーム処理、限られた時間でのスケジュール調整など、管理者は感情の揺れが避けられない状況に立たされやすい立場です。その中で「怒り」の感情をどのように扱うかは、スタッフとの信頼関係や組織全体の雰囲気にも直結します。 一方で、「怒りを抑えなければ」と無理に感情を押し殺すことが、必ずしも正しいとは限りません。怒りは人間にとって自然な反応であり、その表現の仕方を工夫すること... -
看護師採用コスト100万円超?費用内訳と削減の具体策
看護師を採用する際、「1人あたり100万円を超えるコストがかかる」と耳にしたことはないでしょうか。実際、人材紹介会社を利用すると年収の20〜30%が手数料として発生し、1人の採用だけで100万円を超えることも珍しくありません。さらに求人広告の掲載料、面接対応にかかる人件費、入職後の研修コストなどを含めると、採用活動は経営にとって大きな負担となります。 一方で、こうした高額なコストをかけても早期離職が起きてしまえば、再度採用をやり直す必要があり、結果的に費用が積み重なります。「採用しても... -
SNSから応募が来ない|訪問看護のSNS採用で避けるべき5つの落とし穴
訪問看護ステーションの経営者にとって、SNS採用はもはや「やるかどうか」ではなく「どう成果につなげるか」が問われる時代になっています。InstagramやX(旧Twitter)を中心に、SNSは求職者が情報収集の第一歩として触れる場となりました。しかし現実には「毎日投稿しているのに応募が来ない」「フォロワーは増えているが採用には結びつかない」と悩む経営者も少なくありません。 その背景には、SNSを通じて応募につなげるための視点が欠けているケースが多くあります。例えば、発信の対象が曖昧で「誰に伝えたい... -
地方こそインスタグラム|訪問看護の採用を変えるSNS活用法
地方の訪問看護ステーションにおいて、人材採用は常に大きな課題です。求人を出しても応募が少なく、ようやく応募があっても「地域に根ざした働き方を望む人材」とは限らない。そのような悩みを抱えている事業所は少なくありません。特に地方では、都市部に比べて母数が限られており、従来の求人媒体だけに頼ると採用競争で後手に回ってしまう現実があります。 一方で、若い世代の看護師は情報収集の場を求人サイトからSNSへと移しつつあります。日常の延長線上で「どんな職場で働くのか」をイメージできるコンテ...